雑記


1月31日

 たまーに来る凹み期が来ています。
 理由は特にないのですが、ただなんとなく暗くなるというか、頑張っても気分に力が入らないような感覚になるんです。
 まあ、さくっと(略)で書いてる作品が作品ですから、引っ張られているのかもしれません。漫画を書く人も書いている途中は登場人物と同じ顔になるそうですし、小説を書く人は書いている人物と同じ気分になってしまうのかもしれません。

 さくっと作品を書いて見ようのコーナー プロット再利用編
 プロット20 「僕と彼女と血の刃物(仮)」・3

 無意味な孤独感。何をしても面白く感じられない。だが、表面上は普通の高校生らしく、笑い、ふざけ、授業を受け、だらりと弛緩した空気に身を浸していなければならない。
 そうして、今日も学校が終わる。記憶に残るようなことは何もない。だが、だからといって完全に無駄になったわけでもない。そんなよくある一日といえた。
 唯一違う点があるとするなら、パトカーのサイレン音を何度か聞いたぐらいだろうか。だからどうということはないのだが、それでもあの音は日に何度も聞きたいと思うほど気分のいいものではないものなので、少しばかり印象に残っていた。
 僕は部活に所属していないので、同じく何人かの帰宅部の友人と別れた後、消耗品や食材を買い込んで自宅へと戻る。
 これで、ほぼ僕の一日は終わったといえる。後に残された作業は、夕食を食べ、宿題をし、夜の諸事情を済ませ、そして横になるだけだ。
 鍵を開け、扉を開き、電気をつけ、扉を閉め、鍵をかける。いつもとまったく変わらない。
 だが、その瞬間、鼻に妙な違和を感じた。
 普段、自宅のにおいなど意識しない。逆に強烈に意識するのは他人の家のにおいだ。普段慣らされたものと違うにおいは、たいした事のないものであっても鼻につく。
 そんな違和を、自宅内で感じる。これは明らかにおかしなことだった。
 急いで靴を脱ぎ、家中の電気をつける。すると、いつもと変わらない部屋が照らし出される。
 そして、そんないつもと変わらないはずの部屋の片隅に、ともすれば最初からあった置物のようにうずくまるものを見つけることができた。
 一見すればシーツをかけられた台の上に何か黒いボールのようなものが置いてあるようだが、よく観察すればそれにはれっきとした人の形を見て取ることが出来た。
 ワンポイントのついた白いワンピースをまとった華奢な体に、ボブ……というよりはおかっぱと言ったほうが似つかわしい髪型。顔は見えないので年齢を察することは出来ないが、恐らくは同年代ぐらいの女性だろう。
 そして、彼女は顔を伏せ腕を巻き込むような形の体育座りをしたまま微動だにしない。これだけ騒々しい音を立て、電気までつけたのだ。狸寝入りでなければよほど深い眠りについているのか、無視を決め込んでいるのだろう。
 突然の出来事で頭がはっきりせず、その女性に視線を釘付けにされたままにされていると、ふと異臭の原因となっているものの正体が古い記憶から呼び出された。
 それは昔、調理の最中に包丁の使い方を誤って腕に刺してしまったときに感じたにおい。

 血の、においだった。



 ちなみに、アパートなので本来は『家』と表記するのが正しいのでしょうが、本人の感覚的には『部屋』なのでそのように書いています。

1月30日

 だいぶ昔ですが、テレビで「バックの中のイヤホンの絡まる瞬間」というのを見たことがあります。透明なバッグを用意し、歩行と同じように上下させると、イヤホンの部分がかってに絡んでいました。
 正直、びっくりも感動もしませんでしたが、今は懐かしい「へぇ〜」という感じでした。
 ただ、この調子で日本五大妖怪(妖怪ちん毛散らし、妖怪リモコン隠し、妖怪小指ぶつけ、妖怪コードからまし、美輪明宏)の正体を全て見破って欲しかったです。

 さくっと作品を書いて見ようのコーナー プロット再利用編
 プロット20 「僕と彼女と血の刃物(仮)」・2

 家から学校までの距離は短く、歩いて五分もかからない。
 だが、僕自身の心はこの短い距離を移動する事すらできず、いまだに布団の中で胎児のように丸まっている。
 眠いのではない。学校が嫌なのでもない。ただ、僕の心は、いつもあの部屋に取り残されたままになっているのだ。
 ホームシックという奴なのかもしれないと考え、夏休みの大半は実家で過ごした。家族旅行もしたし、忙しく弟妹の面倒を見たりもした。
 だが、それも無意味だった。実家に帰ることさえ僕の心は拒絶し、一人で部屋の中で丸まっている事を選択してしまったのだ。
 どうして部屋から動かないのか、それとも動けないのか、自分の心なのに自分のものではないようにまったく理解できなかった。
 ただ一つ確実にいえるのは、そのおかげで僕はいつでも孤独だった。
 世界には僕しかいない。僕は独りでしない。そんな一つであることの苦しみ。それはじわじわと肉体も侵食し始め、黒く腐らせていく。
 だが、たとえ腐ったとしても、学費を払ってくれる両親や、何より自分のためにも学校に行かないわけにはいかない。それに、心が部屋に置いたままになっている、というなんとも抽象的で曖昧、しかも事実かどうかさえわからない事柄のためだけに今の生活を放棄するわけにはいかないのだ。
 僕は撃ち出された弾丸のように惰性で日々を歩む。だが、それでも学校生活で不満な点はない。むしろ上々、充実しているとさえ言える。
 ただ、孤独であること以外は。


 眠いので文が微妙な気がします。というか、個人的にうじうじとした主人公は嫌いなため、初めて書くタイプの主人公(語り手)に戸惑っているのかもしれません。
 まあ、書き始める時間が遅いのも、なぜだか眠いのも、全て自分の責任ですので言い訳にはなりませんね。

1月29日

「全てのオタクは小説家になれる」という書籍を見かけましたが、どうなんでしょうか。
 一般にオタクという人種は想像(妄想)力がある、と思われています。実際、その傾向はあるように思います。ある物語の舞台に自分がいたら、そして関わったら、キャラクターたちはどう反応し、物語にどう影響するのか、つまり物語に自分を投入する妄想というのはよく聞きますし、私もたまにやります。
 この想像力というのは物語を作る上で強い力になります。これが強ければ強いほど、ある意味では有利と言えるでしょう。
 しかし、小説を書くというのは想像力だけではどうにもなりません。想像した状況を一本の物語としてまとめあげ、最後まで根気を持って収束させなければなりません。これが存外難しく、書き始めたはいいものの、結局終わらずに途中で放置、というのはよく聞く話です。
 また、実際に書くとなると様々な壁があります。上手く表現できなかったり、書式を理解せずに読みづらくなっていたり、一人称と三人称が混ざり合って混乱したり……
 要するに、想像力のほかに、まとめたり書いたりする技術が、小説には必要になります。さらには根性ややる気ですね。
 そういった意味では延ばしにくい想像力がすでにあるなら、他の技術は学べばいいのですから「小説家になれる」というのもあながち嘘ではないのかもしれません。

 と、ここまで書籍の内容を読まずに書き連ねています。もし見当外れの事を言っていましたらごめんなさい。

 まだ一回しかさくっと(略)をやっていませんが、今日はお休みします。
 なぜだかとても眠いので、頭が上手く働きません。おかげで上の分もまとまらずに長文になってしまいました。自分で自分に「三行で」と言ってやりたいです。
 春は近いのでしょうか?


1月28日

 書こう書こうと思っていたらすっかり遅くなってしまいました。
 眠い目をこすりつつ、久々のさくっと(略)、開始です。

 さくっと作品を書いて見ようのコーナー プロット再利用編
 プロット20 「僕と彼女と血の刃物(仮)」・1

 今年の四月から僕は遠くの高校に通い始めた。
 それ自体は間違った判断だと思っていない。そこは僕の成績より少し上の偏差値の学校であり、穏やかな校風で創立以来大きな問題を起こしたことすらないという。
 だが、さすがに自宅から電車で三時間と言う距離は辛い。そのため、僕は親に頼み込んで学校から歩いて通える距離のアパートで一人暮らしを始めさせてもらった。
 そのアパートはさして特長のないところだった。おそらく日本全国どこを探しても似たようなアパートは見つかるだろうし、住民も普通で近所づきあいもほとんどない。
 部屋の大きさも一人で暮らすには狭くも広くもなく、調度品も実家の部屋から持ち込んだものがほとんどで、僅かにキッチン用品などが見える以外に実家の自室と錯覚してしまうほどだ。
 そして今、部屋の中央には布団が敷かれており、その中では僕が胎児のように丸まって布団との別れを惜しんでいた。
 季節は秋。今年の夏は短く、まだ九月の半ばだというのに季節は夏の火照りをすっかり忘れ去って、夏のままの恰好では小さく身震いしてしまうような風を運んでくる。
 気象予報士の人によれば、この気候は一時的なものではなく、このまま秋、そして冬へと移行していくらしい。どうしてそうなったのか、小難しい話をしていたように思うが、興味のない話だったのでまったく記憶していない。
 布団の隙間から時計をのぞき見る。八時五分前。さすがに二度寝する時間はないので、のそのそと布団から抜け出し、朝の諸事情を済ませて制服に着替えた。
 正直食欲はないが、親の躾で朝食を抜くことに違和を覚えるようになっているため、夕飯の残りであるご飯と味噌汁、残っていた魚を胃に落とし、家を後にした。



1月27日

 なにを書こうか考えていたところ、せっかくプロットを作ったんだからそこから出せばいいじゃない、と私のゴーストに囁かれました。
 それで、全部見直したところ、20あたりがやりやすそうに感じたので、明日から20を使い細部は変えてもプロット自体は変えずにやってみます。そうじゃないと、プロットを書いた意味がないですから。


1月26日

 めでたく(?)カードによるプロット作成が30を超えたので、しばらくはさくっと(略)を再開させてみようと思います。
 まだ何も考えていませんが、今週中に始められればなァ、と考えています。


1月25日

 正直気分のいい話ではないのですが、少し悩んでいるので一つ。もし下の一行を読んで気分が悪いと感じた人は、今日の分を読まないかプロット作成まですっ飛ばしてください。
 投稿用の作品、一つはいじめが発生しているのですが、どのように描写すべきでしょうか。

 よく聞くところでは「無視が一番辛い」とのことですが、小説ではいやらしい話ですが「文字的に映えない」のです。
 そうなるなら、やはり何らかのアクションがあるとやりやすいですが……殴る蹴るの暴力、靴を隠すなどの隠れたいじめ、なにかいやな名称で呼ばれる直接的いじめなど、「人の嫌がること」をするのがいじめなら、その数は膨大になります。
 どうされるのが辛いのか、その種類はどの程度あるのか……考えていても気分が悪いことですが、面白い作品のために考えてみることにします。

 カードによるプロット作成30回目

主人公の過去:厳格
主人公の現在:公式
主人公の未来:意思
援助者:調和
敵対者:至誠・逆
結末(目的):治癒

 主人公の恋人が死んだ。長い闘病生活の末、定められていた死だった(厳格)。
 しかし、主人公は諦められない。あらゆる手を模索し、世界の裏に存在する裏の法、魔法に達することに成功する。そこには、世界の理の中で死者を復活させる法さえあったのだ(公式)。
 その習得には通常人生をかけ、さらには死後も研究に費やしてさえ到達し得ない可能性があった。だが、主人公は鬼神の如き気迫で通常では考えられない速度で魔法の力を習得していく(意思)。
 それをサポートしたのは、主人公に魔法の存在を教え、自身も時を止め何百年と生きる稀代の魔女。魔女は、自分の後継者となりうる才と熱意があるものを探していたのだ(調和)。
 だが、それを快く思わない者もいた。それは、魔女に教えを乞い、そして魔女に恋した権力者だった(至誠・逆)。彼は主人公を殺そうと画策する。
 しかし、主人公はそれを退け、そして恋人を復活させるために修練を積むのだった(目的:治癒)。



1月24日

 ドイツ語のかっこよさに痺れます。
 いたるところで言われることですが、なんですかボールペンが「クーゲルシュライバー」って。日常会話で「ねえねえ、クーゲルシュライバー取って」とか話すんですよ? もう気分はラスボスを倒し裏ダンジョンも制覇してアイテムも全て集め、やることがなくなった勇者パーティです。力低いけどその聖剣試しに使わせて、感覚です。
 と、思って調べたらアンサイクロペディアに『ヴェルナー・フォン・ブラウンの作った隠密兵器(ボールペン型毒液発射装置)』とかいう記述を見つけて笑いました。
 ヴェルナー・フォン・ブラウンは、科学者の中でも私が一、二を争うほど尊敬している人なのですが、まさかこんな所で見かけるとは……

 カードによるプロット作成29回目

主人公の過去:庇護・逆
主人公の現在:結合・逆
主人公の未来:幸運・逆
援助者:意思・逆
敵対者:清楚
結末(目的):調和

 ミュージシャンになる夢をかなえるために親元を離れ、一人上京してきた主人公。しかし、それは親には猛反対された末の、いわば勘当同然の上京だった(庇護・逆)。
 早速売り込みを始めるが、主人公の必死さとは裏腹に、コネも何もないためどこのレコード会社も取り合ってくれなかった(結合・逆)。
 しかし諦めきれない主人公は、バイトの合間を縫い路上ライブを行いながら日々をすごしていた。もっとも、その地域は人通りはあってもあまりスカウトの人間が来ない、いわば逆の意味での穴場的スポットであり、当然のように主人公が拾われることはなかった(幸運・逆)。
 だが、いつしかそんな主人公にも固定客がつく。そして、そのうち一人が主人公の心を捕らえ始める。その子は、ほぼ毎回来て、演奏を終わりにするまでじっと聞いてくれる女の子だ。
 なにが気になるのかというと、その子には感情と言うものが見受けられなかった。ただ、呆然と演奏を聴き、そしてたまにいくばくかのお金を置いて帰るだけなのだ(意思・逆)。
 しばらくそんな日が続き、主人公と少女は少しずつ話すようになる。彼女が言うには、昔あったいじめが原因で、それ以降感情を表に出すのが苦手になり、意志薄弱になった、というのだ。
 そんな少女のため、主人公は自らの夢をかなえ、そこから希望を持たせようとする。
 そして、今までを凌駕する、必死から鬼気迫るまでに努力を重ね、何度かの失敗の後にオーディションの最終選考にまでたどり着くことができた。
 だが、最終選考の相手は、サラブレッドともいうべき、音楽家の父と歌手の母を持つ人物であり、誰の目にも出来レースが見えている状況だった(清楚)。
 それでも主人公は必死に演奏し、それにより多くの人を感動させ、誰の目にも一番の歌を披露した。が、やはり出来レースは覆せず、主人公は落とされてしまう(調和)。
 だがその演奏は多くの聴衆や審査員の、なにより少女の心に残り、感動をあたえたのだった。


 清楚=純潔=サラブレッド、という感じでライバルに当てています。


1月23日

 指は痛いのに、やる事はいっぱい。心底疲れました。
 まあ、痛みも慣れてくればそこまで意識することもなくなってくるのですが、手すきになってくると途端にぶりかえすのが辛いところです。
 今日は大人しく寝て、明日に備えようと思います。


1月22日

 体の末端部には神経が集中しているため、怪我をすると非常に痛いです。好例(悪例?)はタンスの角に足をぶつけたときの地獄の苦しみです。
 昔、一度だけかなりの力で角に小指をぶつけ、小指の先が内出血で真っ黒になったことがあります。あれは、数分の間「今日死ぬんじゃないか」と本気で思うほどの地獄でした。冷静に考えるならたとえ足の指を切り落とされても死ぬことがないように、この程度で死ぬことなどありえないのですが。
 なぜ突然こんな事を言うかというと、今日指先を切ってしまい、今とてもいたいのです。場所が場所なのでジクジク痛みが継続しており、正直タイピングも辛い状態です。
 まったく、タイミングの悪いことです。


1月21日

 ストライクウィッチーズのオフィシャルファンブックを読んでいるのですが、監督をはじめとするスタッフの作品に対する思いが凝縮されていて面白いです。
 その中に作品に対するアプローチがあり、作品には「設定がどうこう」や「世界観がどうこう」より、「このキャラクターをいかに可愛く魅せられるか」というのに重点を置いているそうです。
 これは読んでいて参考になりました。以前にも書いたかもしれませんが、私は設定や世界観作りを重視し、出来上がった世界に設定したキャラクターを放り込んで動くのに任せているので、キャラクターをいかに魅せるか、という視点がなかったように思います。
 確かに設定は重要だと思いますが、キャラクターに魅力がなければ無意味です。あらゆる優れた作品を見てもそうですし、例えば歴史好きな人も、それぞれの国というキャラクターが織り成す物語が好きということができます。
 今日得た教訓を踏まえ、作品を書くときは注意しようと思います。

 カードによるプロット作成28回目

主人公の過去:慈愛・逆
主人公の現在:厳格・逆
主人公の未来:理性・逆
援助者:幸運
敵対者:至誠
結末(目的):変化

 親に棄てられ、スラムでゴミ同然の生活を送ってきた主人公(慈愛・逆)。そんな主人公は野放図に生活を送り、日々の糧は盗みでまかなう言う有様だった(厳格・逆)。
 だがある日、主人公は綺麗な石を拾う。それは、世にも稀な人の幸運を結晶化した幸運石という代物であり、石の質量と引き換えに持ち主に幸運を授けるというものだった(援助者・幸運)。
 主人公はそれを使い、ギャンブルで一攫千金を果たし、その金を元手に事業を起こすなどとんとん拍子に立身出世を果たしていく。次第にそれはエスカレートし、最初はためらっていた他者を地に這いつくばらせるような真似でさえ平然と行うようになっていった(理性・逆)
 次第に小さくなっていく石。しかし、すでに磐石の地位を築き、たとえもとの運勢に戻ったとしても、これは拾った石で得た幸運であり、自身の運とは何の関係もないと主人公はたかをくくっていた。
 しかし、石が消えてなくなる直前、主人公は石からメッセージを受け取ることになる。
「私は元よりあなたが落としていた幸運です。つまり、私はあなたの一生分の幸運です」(至誠)
 焦る主人公。しかし、無常にも石は一週間もかからずに消えてなくなり、主人公は再びスラムへと戻る羽目になってしまった(変化)。



1月20日

 私は辛い料理が好きです。味噌ラーメンには七味をたっぷりかけますし、カレーには豆板醤をこれまたたっぷり入れます。
 それで、結構昔にこのサイトを参考にラー油を作ったのですが……市販品とは別物です。
 何が別物かと言うと、辛いというよりうまみがあります。正直、油を絞って具をご飯に乗っけて食べられるぐらいです。まあ、できれば肉などと炒めたほうがいいと思いますが。

 また、弟が沖縄土産に買ってきた『こーれーぐーす』という液体スパイスもお気に入りです。 作り方は簡単で、沖縄の酒『古酒(くーすー)』に唐辛子(できれば島唐辛子)を漬け込むだけです。辛さは入れる唐辛子の量で調節できますし、アルコールは時間を置けば飛んでしまうので鍋料理なんかに使えます。

 自作で調味料を作るのは楽しいですが、それ以上に実益が大きいです。先に書いたとおり私は辛いものが好きなので、唐辛子を増量してやって市販品よりも辛い調味料を作り出せるのがたまりません。知人には「辛すぎて使えん」と言われますが。
 と、思い出しながら書いていたらまたラー油を作りたくなりました。最近は時間がないのですが、もし暇ができたら作ろうと思います。


1月19日

 弟が突然マキシマムザホルモンにはまりだし、友人からCDを借りてきました。
 音楽としては嫌いではないですが、個人的には歌は歌詞も大事だと思っていますので、ちょっと弟ほど好きにはなれそうにありません。クセにはなりそうですが。

 カードによるプロット作成27回目

主人公の過去:秩序・逆
主人公の現在:調和・逆
主人公の未来:幸運
援助者:慈愛・逆
敵対者:庇護
結末(目的):意思

 主人公は早くに親を失い、ある養護施設に預けられた(秩序・逆)。だがそこは、決して褒められた運営をしているわけではなく、子供にとっては地獄そのものだった(調和・逆)。
 そんな生活を送り一年後、主人公の下に弁護士が訪れ、主人公の親以外に子はなく、妻も死んでしまっている祖父の遺産が主人公に相続されることになったと告げる(幸運)。
 総額は十億円。一生遊んで暮らしても余裕があるほどだ。
 それを知った施設側は、主人公の親として自分たちが働いてきたと主張し、その遺産の一部を渡すよう主人公に要求してくる(庇護)。当然そんな言い分を飲むわけには行かないと、ある程度の報酬で遺産の事を伝えに来た弁護士を雇う(慈愛・逆)。
 最終的に一銭も養護施設に払わずにすんだ主人公。しかし、それでは兄姉弟妹たちが報われぬと、最終的にはその十億全てを使い、新たな養護施設を設立し、もとの施設からすべての子達を引き取る事にした(意思)。



1月18日

 作品の設定ってどの程度必要なんでしょうか。
 多いに越したことはないと思いますが、多すぎるのも良し悪しのような気もします。
 とりあえず、キャラクターに関して最低限必要なのは『名前』『年齢』『性別』『性格』ぐらいでしょうか。これがないと、そもそもキャラクターにはなりません。さらに作品としては『生い立ち』やそのキャラクターがキャラクターたる『特徴』が必要だと思います。
 私自身としてはだいたいこの六つの項目を書いて作品を書き進めています。

 ……と、思って短編の作品の設定を見直していたら、「あの空をこえて」の人物設定には、

柊木碧(ひいらぎ あおい)
 街では結構な名士の娘。次女。

御崎空也(みさき くうや)
 記憶力がいい。

 しか書かれていませんでした。びっくりです。この設定、本編中に一回も出てきてませんし。
 余談ですが、御崎ロケットの設定はこの何十倍も書かれていました。しかも、その設定もほとんど出ていないものでした。設定の意味がほとんどないです。
 ……まあ、短編なら意外と何とかなるものですね。

 カードによるプロット作成26回目

主人公の過去:生命・逆
主人公の現在:調和
主人公の未来:創造
援助者:結合
敵対者:誓約・逆
結末(目的):厳格

 十五年前、主人公は死んだ(過去:生命・逆)。犯人は当時世間をにぎわせていた連続殺人鬼であり、愉悦のために殺されたのだ(敵対者:誓約・逆)。
 そして、四十九日を経て輪廻し、主人公は再びこの世に生を受けた(現在:調和)。しかし、主人公の強烈な怒りは記憶を次代にまで引き継がせ、物心がつく頃にはすでに前世の人格と知識を有するまでになっていた(未来:創造)。
 調べたところによると、まだその殺人鬼はつかまっていないらしい。復讐……とまではいかないものの、少なくとも自分を殺した相手に正統な裁きを下したいと考えるようになる(目的:厳格)。
 そして、主人公と同じく前世で殺人鬼に殺されたヒロインと共に、殺される間際の記憶を駆使して犯人探しに乗り出すのだった(援助者:結合)。


 誓約=法律、人格の復活=創造、共同作業=結合みたいな感じの解釈です。
 無理があると思いますが、ちょっと思いつきませんでした。


1月17日

 2008/9/23に書いた作品……ぶっちゃけると「ストライクウィッチーズ」ですが、前評判を覆す好評ぶりで、当初はグッズさえなくカレンダーの発売ですら中止になっていたものが、多数のグッズにPS2とDSでのゲーム化、キャラクターアルバムの発売と、どんどん新しく世界が開けていっています。
 2008年夏の新作アニメの前評判では最下位だったものが、放送中に人気をのばし、放送後にもさらに人気をのばしてこういう風に展開していくというのは、結構稀なのではないでしょうか。
 いちフミカネファンとして、いらん子中隊一巻からのファンとして、嬉しく思います。


1月16日

 予定外の予定を入れられると、結構ダメージがあります。主に心に。
 と、最近泣き言しか書いていないような気がしますので、そろそろ自重します。
 ですが、今日はこの辺りで失礼します。


1月15日

 肉体の疲労と精神の疲労、どちらが疲れるかといえば精神の疲労のほうだと思います。
 精神的な疲労は後を引きますし、肉体的な疲労と同じぐらい行動不能になります。そして、なによりも肉体的に疲れて「疲れたーっ」と言うのと、精神的に疲れて「……疲れた」と言うのでは、受ける印象は段違いです。
 まあ、どっちも辛いのは事実なんですけどね。

 何をいいたいかというと、両方疲れてたら何も考えられない、ということです。


1月14日

 小説の執筆、行き詰っています。
 ちょっと用事で考える時間が少し減っている、というのもそうなんですが、魅力のある設定、そして展開とは何か、少し悩んでいるところがありまして。
「ぺーぺーが何をえらそうに、そういうのはもっと書ける人間が悩むことだ」という気もしますが、やはり書くからには自分が楽しめるのはもちろんのこと、その上で少しでも面白くて見てくださる人たちに楽しんでもらえるものを書きたいというのは、たぶん文字書きにとって共通の思いではないかと思います。
 まあ、あまり悩みすぎると落としてしまいそうなので、頑張って悩みながら書いていきます。

 カードによるプロット作成25回目

主人公の過去:庇護
主人公の現在:調和
主人公の未来:理性・逆
援助者:幸運・逆
敵対者:善良・逆
結末(目的):清楚・逆

 大金持ちで善良な親の元で何一つ不自由なく育ってきた主人公(過去:庇護)。それは永遠に続くと、主人公に関わる誰もが思っていた(現在:調和)。
 そんなある日、主人公のもとに小包が一つ届く。中には『不幸⇔幸福貯蓄機』なる怪しげな小箱のようなものが置いてあった。
 説明を読む限り、それは自身の幸福を貯蓄(幸福を不幸に変える)し、ある一定以上の幸福を物理的な現象として変換することができるらしかった(援助者:幸運・逆)。
 怪しすぎる上に眉唾な品だったが、主人公はちょっとした好奇心から取り付けられたつまみをいじってしまう(未来:理性・逆)。
 それからしばらくして父親が急逝し、資産の運用を任された母は心労と疲労で倒れてしまう。自らの不幸を嘆く主人公だったが、見れば貯蓄機のメーターはゼロだったものが大きく動いていた。
 結局母も死に、資産を受け取った主人公は叔父夫婦に預けられることになってしまう。
 だが、ご多分に漏れず叔父夫婦の目的は主人公に相続された資産だった。その膨大な資産を狙ってありとあらゆる嫌がらせを行い、資産を放棄させようと画策してくるのだった(敵対者:善良・逆)。
 一年も過ぎることには主人公はボロボロになっていた。そんな時、ふと貯蓄機を見れば、メーターが満タンを差していることに気が付く。
 主人公は、願った。
「あの、叔父叔母を殺してください」
 と(結末:清楚・逆)。



1月13日

 今日も疲れました。ですが、あまりに間を空けるのもあれなので、プロットは作成してみます。

 カードによるプロット作成24回目

主人公の過去:秩序・逆
主人公の現在:信頼・逆
主人公の未来:至誠
援助者:誓約・逆
敵対者:意思
結末(目的):調和

 悪の組織が正義の組織を打ち負かし、世界征服を成し遂げた世界。主人公は正義の組織で戦っていたが、現在では虐げられる存在になり(過去:秩序・逆)、今まで慕ってくれていた人々からも石を投げられるようになっていた(現在:信頼・逆)。
 だがしかし、主人公は諦めていなかった。組織が壊滅する前、予言があったのだ。たとえ世界が悪に染まろうとも、偉大なる正義が現れ世界を導く、と。
 その予言を信じ、逃げながらも戦い続ける主人公。最初は諦め、悪に成り果てた仲間たちも少しずつ集まりだす(誓約・逆)。それを潰すため、世界を統一した悪の組織は次々と刺客を繰り出す(敵対者・意思)。
 結果的に、予言は嘘だったことが判明するが、予言と主人公を信じて集まった仲間たちは、いつしか悪の組織とも対等とはいえないが戦えるまでに成長していたのだった(結果:調和)。



1月12日

 一昨日書いた二脚ロボットの可能性についての続き。
 基本的に、リアルなロボットとして考えると二脚には致命的な欠陥があり、悲しいことに実用面で厳しいといわざるをえません。
 しかし、それでも二脚ロボットにこだわる場合、ある程度利点は無きにしも非ずです。
 まず、製造コストが安いです。四脚のロボットは単純に考えて二脚ロボットより倍足に費用が必要になります。これは微々たる差かもしれませんが、物量戦を行うなら大きな差になってきます。もっとも、その分安定せず一脚でも壊れれば本体ごと廃棄処分になるのですから、正直コストはトントンか悪い、となってしまいそうです。
 もう一つは、多脚、キャタピラに比べて運動性が向上する可能性があります。重量が軽い、ということもありますが、近年の戦闘機は負の性質を持って飛んでおり、それを機械で制御して無理矢理飛ばすことで高運動性を実現しています。つまり、安定していないことで運動性を上げているのです。これから考えると、これ以上ないほど安定しているキャタピラや多脚に比べ、二脚は運動性が高い、となるかもしれません。
 戦略的な機動力は絶望的でも、局地的な瞬発力は上。これから考えるに、市街地の防衛戦など障害物の多い地形での戦闘ではかなりの力を発揮できるのかもしれません。ただし、障害物が多いということは敵も隠れやすいということで、あまり巨大だと標的になりやすそうなのであまり大きくなく、単独で活動可能なものが好ましいと言えます。
 と、そこまで考えて「それって人間のことでは?」と思ってしまいました。人間以上の大きさの動物には二足歩行をするものはいませんし、身体能力に優れているわけではないのに地上でのさばっています。
 巨大な陸戦メカはキャタピラや多脚に任せ、二脚はターミネーターサイズに任せるのが最も理想的なのかもしれません。

 話は変わりますがしばらく忙しい日が続きそうです。陽樹海月さんの「神様にねがいごと」を読みたいのに、遅々として進みません。年末年始のゆったりした時期にもっと読んでおけばよかったと後悔しています。


1月11日

 昨日の観閲者数0……私は見てるんですが、これどういう風にカウントしてるんでしょうか。
 と、今日はやたらと疲れているので、この辺りで失礼します。
 あと、しばらくこういう疲れる日が続きそうです。ですので、雑記が短くなりそうですが心配(?)しなくてもたぶん大丈夫だと思います。


1月10日

 ロボットに足が必要なのか、という話題を見かけました。
 正直、リアルに考えるのであれば二足歩行のロボはありえないと思います。リアルに考えるならキャタピラ、あるいは四脚以上の多脚でしょう。
 キャタピラは現状の戦車を見るとわかると思いますが、非常に効率よく速度を出すことができます。故障率もそこそこ高いですが、乗っている人の手で修理することは可能です。ガンタンクほど大きくなれば別ですが。
 多脚については、キャタピラほど速度は出せず効率も悪いでしょうが、代わりに段差に非常に強くなり、さらには即座に向きを変えたり瞬発力に優れる運用が可能になるでしょう。故障率はかなり高そうですが、足が多ければなんとかなるでしょう。
 と、キャタピラは言わずもがなですが、多脚もそれなりに優秀といえます。現状で軍事利用に耐えるほど高性能な足がないため多脚戦車は生まれていませんが、何十年もすればひょっとしたら生まれてくるかもしれません。
 対して、二足歩行の巨大ロボは、キャタピラに比べても多脚に比べても利点が小さいといわざるをいえません。速度はキャタピラ以下。踏破性能は四脚と同じか、故障率を考えるならそれ以下。さらに、一本故障すればもう歩行不可能です。両腕を使える、という利点も、そんな器用な腕があるなら戦車などに取り付けてやればいい、といわれてしまうでしょう。

 と、長々と二脚批判を書きましたが、個人的に二脚は大好きです。ですので、次に時間があるときにでも二脚の可能性について書いてみたいと思います。
 まあ、二脚批判も二脚擁護も、先人たちが考えた結果をなぞることになるでしょうが、こういったことを考えるのは趣味みたいなものですので。

 カードによるプロット作成23回目

主人公の過去:勇気・逆
主人公の現在:結合
主人公の未来:清楚・逆
援助者:調和
敵対者:慈愛・逆
結末(目的):秩序・逆

 小さい頃からいじめられっこの主人公(過去:勇気・逆)は、中学校に進学しても相変わらずいじめっこグループにいじめられていた(敵対者:慈愛・逆)。
 だが、そんな主人公にある日、奇妙な贈り物が届く。それには、「本物のヒーローベルト」と書かれていた。
 何が本物なのか、まったく理解できないが、どうにも気になり装着する主人公(現在:結合)。すると、主人公はテレビで見たことがあるような、真っ黒なヒーローに変身していた。
 そのベルトを送り届けたのは次の戦隊ヒーローとして活躍する人材を探していた正義の組織であり、受け取った主人公にはヒーローとして悪と戦う事を期待していた(援助者:調和)。
 だが、主人公は手に入れた力を用い、復讐に走ってしまう(未来:清楚・逆)。結果、仲間内での対処と敵との戦いに追われることになった正義の味方は、初の惨敗を喫してしまう(結末:秩序・逆)。



1月9日

 そういえば昨日は大掃除で行方不明だったフェイト/ゼロの1〜3巻と、OZWORLDのアルバムが発掘されました。やはり定期的に掃除すると失うものが少なくていいですね。時間は結構失いますが。

 カードによるプロット作成22回目

主人公の過去:慈愛
主人公の現在:清楚
主人公の未来:信頼・逆
援助者:理性
敵対者:寛容・逆
結末(目的):解放

 主人公はある村の教会の神父であり、十人をこえる孤児を引き取っていた(過去:慈愛)。  正直にいえば生活は苦しかったが、村人たちがことあるごとに気にかけてくれたため、なんとか飢えずに生活を送っていくことができていた(現在:清楚)。
 だがあるとき、村が属する国が主人公たちのあずかり知らぬところで戦争に負け、隣国に取り込まれることになった。その際、その小国で信じられていた神は全て邪教とされ、全ての教会がなんの予告もなしに焼き払われてしまう(敵対者:寛容・逆)。
 なんとか主人公と孤児たちは逃げ出すことに成功したが、村人たちは主人公たちを手助けすることで自分が被害にあう事を恐れ、見てみぬふりをされてしまう(未来:信頼・逆)。
 季節は冬。小さな孤児にとって野外での生活は辛く、酷い熱病に侵されてしまう。
 必死に支援を募る主人公。そして、我関せずを貫く村人たちの中、村から少し離れた場所に住む『魔女』と噂される女性が薬をくれる。当然魔女であろうが被害を受ける可能性はあったが、「それでも子供を見捨てることはできない」と言ってくれたのだ(援助者:理性)。
 魔女と噂されていた女性は、村人は忘れているが実は土着の薬師であった。村から少し外れた場所に住んでいるのも、村で病が流行ったとき自分が巻き込まれるわけにいかないためであり、魔女と噂される一番の原因の大釜と怪しげな中身も、全て薬だった。
 子供は何とか一命を取り留めたが、主人公はこれ以上村や魔女に迷惑をかけるわけにはいかないと、新天地を目指すことにする(目的:解放)。だが、子供たちをどうにか預かってもらいひとり旅に出ようとするも、子供たちは全員それを拒否。さらに、魔女まで「必要とされているほうについていきたい」とついてくることになってしまった。


 滅茶苦茶ありがちな感じです。もう少し頑張りましょう、ですね。


1月8日

 今日は遅めの大掃除をしました。
 普段からそこそこ整理整頓には気を使っているので1,2時間もあれば済むだろう、と思っていたら……その倍どころか五時間近くかかってしまいました。
 まあ、途中で夕飯を食べたり休んだりしていたので実働時間はもう少し短いと思いますが、それでも片付け終わったのは一時ぐらいです。
 正直へとへとなので、きょうはこんな所で失礼します。


1月7日

 朝に七草粥を食べました。少し焦げて微妙な味になってしまいましたが、なんともいえない清涼な気持ちになりました。
 七草粥の由来は『邪気を払い万病を除く占い』だそうですが、もう一つおせち料理で疲れた意を休め、野菜の少ない冬場に不足しがちな栄養素を補うためのものだそうです。
 こげた七草粥でも効果があるかは微妙ですが、今年一年無病息災でいたいものです。

 カードによるプロット作成21回目

主人公の過去:至誠
主人公の現在:慈愛・逆
主人公の未来:調和
援助者:結合
敵対者:知恵
結末(目的):生命・逆

 主人公はとある小国の姫を護り、望みを叶えることを使命付けられた騎士だった(過去:至誠)。
 だが、とうの姫は堅苦しい事を嫌っており、そんな主人公の存在を疎ましく思いいつも辛く当たっていた(現在:慈愛・逆)。
 ある日、とうとう姫に縁談の話が持ち上がる。相手は隣国の王子。姫として生まれた以上これは避けられない出来事であり、主人公にとっても予定調和だった(未来:調和)。
 だが、姫はそんな義務も嫌い、主人公に自らをつれ逃げる事を求める。酷く迷ったが、主人公はそれを承諾し姫を連れて城から逃げ出した。
 主人公のツテを使い、人里はなれた一軒家で暮らす主人公と姫。姫は最初下々の生活レベルの低さに驚愕していたが、次第に村娘としての生活に慣れていく。そして、主人公の事を少しずつ意識するようになっていった(援助者:結合)。
 そんな折、国の捜査部隊(敵対者:知恵)が二人の家を突き止め、姫を取り返そうとする。姫は主人公に「この生活を続けたい」と懇願し、主人公は部隊と一戦交えることになる。
 姫の側近たる主人公は圧倒的な力で部隊を蹂躙するが、所詮神ならぬ人であり、疲労から生まれた隙をつかれて倒れることになる。
 主人公は一命を取り留めたが、その間に姫と一緒に城に連れ戻されることになった。
 主人公に下された処分は、当然死刑(結末:生命・逆)。姫はなんとか取り下げてもらうよう懇願するが、法に触れた以上それは王でさえ曲げることは容易ではない。
 自分のせいでこんなことになった。そう姫は思い主人公を見つめる。しかし主人公は凪いだ湖面のように落ち着き払っていた。
 それを見て、姫は悟る。主人公は、最初からこうなる事を承知で自分のわがままを聞いてくれていたのだ、と。



1月6日

 本当に今更な話題ですが、たまにエウレカセブンのOPとEDを聞いています。
 特に好みなのが三期OP「太陽の真ん中へ」、四期OP「sakura」、四期ED「Canvas」です。
 あまり評判の良くない(?)作品ですが、個人的には中だるみをのぞけば曲とシナリオはかなり好きですし、LFO(作中でのロボットの名称)もグッドです。ただ、音楽用語が随所にちりばめられているのですが、さほど詳しくない自分にガッカリです。
 なぜこんな話題をしたかというと、まだカミングスーンな劇場版の公式サイトを偶然見てしまったため、記憶が呼び起こされたからです。劇場版、ゴールデンウィークに上映開始ということで余裕があれば見に行くと思いますが……総集編じゃないといいなぁ……

 余談ですが、もし私が総理大臣になったら『さくら』がつく曲は一年に一つ以上出してはいけない法律を作ります。いくら日本人が大好きな花だとはいえ、毎年毎年出すぎです。

 カードによるプロット作成20回目

主人公の過去:節度
主人公の現在:意思
主人公の未来:誓約
援助者:善良・逆
敵対者:変化
結末(目的):結合

 遠い高校に通うため一人暮らしをはじめ、世界から自分がつまはじきにされたような、世界には自分一人しかいないような、誰にもある孤独感を抱えてすごす主人公。だが、そんな自分をごまかして主人公は日々を普通に過ごしていた(過去:節度)。
 だが、そんな鬱々とした、しかし平穏な日々はある日突然終わりを迎える。一人暮らしをしていた主人公の元に、血糊をべったりとつけ、刃物を胸に抱く少女が転がり込んできたのだ(援助者:善良・逆)。
 当然戸惑う主人公だったが、孤独感と、刃物と血の威圧感と、そしてなにより小さく震える少女の消え入りそうな存在に、少女が望むのならこのまま住まわせる事を決意する(現在:意志)。
 そうして始まった少女との生活。主人公は少女をもう一人の自分を扱うように接し、少女は最初は自分を警察に突き出さない主人公に戸惑いながらも、主人公の対応に少しずつ態度を軟化させていく。そうして、一ヶ月も過ぎるころには共同生活を送る上での決まりごとを話せるまでになっていった(未来:誓約)。
 だが、日本の警察は無能ではなかった。いくら主人公がかばい立てているとはいえ、少女の足取りは完全に見破られてしまい、主人公の家に少女がいることがばれてしまう(敵対者:変化)。
 少女は逃げ出し、主人公もそれについていく。「脅されて匿うしかなかった」と言えば済むところを、なぜわざわざなんらかの共犯と疑われてもおかしくない行動をとるのか、少女はおろか主人公でさえ見当が付かなかった。
 だが、頭では理解できなくとも、主人公の心は理解していた。孤独に押しつぶされそうだった自分の隙間を埋めてくれた相手を見捨てるのを拒否しているのだ。
 結局、主人公は傍から見ればハイリスクノーリターンな逃走劇に興じることになるのだった。ただ、少女と一緒にいるために(目的:結合)。


 誓約が少し微妙な気がしますが、それなりのものになったと思います。


1月5日

 うーん、なんだか正月ボケかテンションが上がらないので、今日の雑記はプロットのみで勘弁していただきたく思います。

 カードによるプロット作成19回目

主人公の過去:知恵
主人公の現在:結合・逆
主人公の未来:意思・逆
援助者:調和・逆
敵対者:変化・逆
結末(目的):治癒・逆

 全知全能の神である主人公(過去:知恵)。しかし、あらゆる事象を意のままにできるというのは、無限の時を生きる主人公にとって退屈極まりないものだった。
 そのため、主人公は遊びと称していくばくかの能力を自分に残し、残った全ての能力を自身の体から切り取り封印して人間界へと行ってしまう(現在:結合・逆)。
 しかし、主人公が遊びに言っている間、部下が誤って封印した能力を粉砕。証拠隠滅と称して神の力の欠片を人間界へと捨ててしまう(未来:意志・逆)。そのために、人間界には今まで人が決して持ち得なかった奇跡を身に宿すものたちが現れてしまう。
 困った神は、自分の能力を集めるためわかっている限りの能力者に力の欠片を集めるように依頼する。だが、それを素直に聞いてくれたものは予想に反してごく一部に過ぎず(援助者:調和・逆)、ほとんどが自らの能力を失う事を拒絶した(敵対者:変化・逆)。
 この結果に愕然としつつ、しかたないので協力してくれるものたちを率いて自分で能力を集めることにした主人公。しかし、自らが出向いても能力を素直に返してくれるものはやはりほとんどいないため、実力行使に出ざるを得ないのだった(結末:治癒・逆)。


 テンションのせいか頭が働かず、文章が微妙です。
 はやくボケは直してしまわないといけません。


1月4日

 そろそろお正月ムードもなくなり、世の中通常運行になってきました。
 私も気を引き締め、目標に向かい邁進しようと思います。
 差し当たって、風邪と正月で中断していたプロット作成を再開しようと思います。

 カードによるプロット作成18回目

主人公の過去:意思
主人公の現在:幸運・逆
主人公の未来:変化・逆
援助者:公式
敵対者:清楚
結末(目的):秩序・逆

 かならず人は他の動物にはない特殊な能力を持って生まれ、強い能力者ほど良い待遇を受ける能力至上主義社会。
 しかし、主人公は世界でも類を見ない『無能力者』としてこの世に生を受けていた。最初はなにか能力があるだろうと信じられ、ありとあらゆる調査が行われたものの、その結果わかったことは主人公には能力がないということだけだった。
 この世界において能力とは人の証明であり、能力がない主人公は人ならざるものとして幼い頃からいじめられることになる。
 だが、自分には必ず能力があるはずだと信じ、主人公はひたすら能力を強める訓練を繰り返していた(過去:意思)。強い能力を持った幼馴染の少女は愚痴をいいながらも、影でいじめっ子を成敗しながらそれを支援していた(援助者:公式)。
 だが、ある日主人公は命を狙われることになる(現在:幸運・逆)。それは、能力もないのに人の形をする生き物を排除するために送り出された、能力至上主義集団の行動部隊だった(敵対者:清楚)。
 様々な能力者に命を狙われる主人公。だが、そんな状況になっても主人公の能力は目覚める気配すら見せなかった(未来:変化・逆)。これは本当に自分に能力がないのかと落胆しつつ、何とか必死に逃げ回る。
 そんな主人公を護るため幼馴染の少女は孤軍奮闘するものの、厳しい戦いを強いられついには戦闘不能になってしまう。
 援助者がいなくなった主人公は、あっけなく殺されてしまう。だが、その瞬間主人公は自分の能力に気が付くことになる。
 それは、死を武器として取り出せる、という自己防衛能力だった。
 能力に目覚め、幼馴染の死さえ武器化して行使する主人公。その自然の摂理さえ捻じ曲げる能力(結末:秩序・逆)に、主人公と集団の敵対は激化していくことになる。



1月3日

 ウォーリーを見てきました。
 正直見る前はあまり期待していなかったのですが、予想以上に面白かったです。「あの人間がそう簡単に地球に適合できるわけないだろ」とか「魚はどうした」とか「いくらなんでもセキュリティが……」とか言いたい事はありますが、このあたりは真面目に考察するほうが酷だと思うので口をつぐみます。
 機械たちの感情の表し方もよかったです。イヴは画面で目を作れるためわりと簡単に表情を認識できるのですが、カメラを傾けたりするぐらいしか表情を動かせないウォーリーがあれほど表情豊かに描かれているのには驚きました。小説と映像では差があると思いますが、あの表現力はぜひ見習いたいと思います。
 ただ、個人的な趣味の問題ですが、できることならロボットの皆様には名前以外しゃべらないでいてほしかったです。もちろん、客商売用のロボットは別ですが。

 しかし、まさかゴキブリに萌える日が来るとは……もっとも、ただのゴキブリではなく潰されることに耐性を持った最強のゴキブリだと思いますが。あいつは人類の天敵になりえます。

 また、本編には関係ないのですが、映画が始まる前にやっていたウサギとマジシャンのショートムービーもなかなか面白かったです。


1月2日

 今日は近所の家電量販店で福袋を買ったり、付近を冷やかして回ったりとそこそこ忙しく(?)すごしていました。
 ただ、ついでにうみねこのなく頃にep4を手に入れようとしたら、ep3しかなく購入できませんでした。売り切れなのか未入荷なのか……たぶん売り切れだと思いますが、まあ気長に待つことにします。
 ちなみに、福袋にはたいしたものは入っていませんでしたが、モッフルを作る機械が入っていたので、毎年余るもちを有効活用してやりたいと思います。


1月1日

 あけましておめでとうございます。
 去年はホームページの開設のみで細々したものしか出していないという体たらくでしたが、今年は投稿用の作品、アイマス大戦の続き、新作の中〜長編小説、世界統一ゲームと、できる限り精力的に制作を進めたいと思いますので、どうか今年もよろしくお願いします。

 と、今年の抱負を語ってみました。どこまでやれるかわかりませんが、頑張ります。

 そして、正月飾りに昨日書いた牛を張っておきます。第一目標が文に寄っていますが、ドット絵も好きなので増やしていけたらいいな、と思います。

牛

 お気づきの方がいるかもしれませんが、元は『牧場物語』の牛です。
 初代の『牧場物語』は、自分が小さい頃大ハマリしたゲームの一つです。ちなみに、私の三大ハマリSFCソフトを上げるなら、『牧場物語』『ワンダープロジェクトJ』は確実にランクインします。後の一つは『タクティクスオウガ』か『天外魔境ZERO』のどちらかです。
 四つともドラクエやFFに比べればマイナーですが、少なくとも私の子供の頃を楽しく彩ってくれた大切な作品です。


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