雑記


4月29日

 唐突ですが、私はギャルゲー、そこそこ好きだけどそれなりに嫌いです。
 不思議な表現だと思いますが、私はよほど私の嫌いな性格の人物でもない限りどうしてもその人物の気持ちにのめりこんでしまう性質なので、様々な人物の心情を掘り下げるタイプの作品だと、どうしても辛くなることが多いのです。
 まあ、簡単に言うなら主人公とヒロインがいて、ヒロインは主人公が好き、しかし主人公は別の人と付き合い始める、なんて状況はヒロインの心情を考えてしまい身もだえます。
 もっと辛いのが、好きな作家の一人に挙げている早狩武志さんの作品『僕と僕等の夏』のコースの一つに出てくるような、主人公は互いに好きあっているヒロインに告白するも、そのヒロインはすでにその前日に他の人と付き合い始めている、というような状況です。
 ふられた主人公の辛さ、数日前までは好きだった相手をふらなければならなかった辛さ、この両方を同時に漏れなく考えてしまい不覚にもジタジタしてしまいました。まあ、主人公はこの失恋を通じて一歩大人になり、ヒロインは辛さと幸せの両方を感じて成長、という感じだったので息苦しくも青春だなぁと前向きに考えることで済ませられましたが。
 ちなみに、このコースだと主人公とこのコースのヒロインが不遇です。主人公は上記のように失恋、このコースのヒロインは途中から主人公に確かな恋心を抱くも主人公の『親友』発現で玉砕。コースのヒロインなのに……。そして、メインヒロインと残りのヒロイン二人がくっつきます。このおかげで、メインヒロインはともかくもう一人のヒロインは好きになれません。


4月29日

『みどりの日』改め『昭和の日』です。実は弟の誕生日だったりしますが、緑というさわやかなイメージの日から一転して昔を想起させる名前に変わったことで地味にショックを受けていました。
 さて、弟の誕生日かつ休日ということで、豪勢に昼と夜を外で食べてきました。昼はちょっと遠い最近評判のラーメン屋で食事をし、夜は両親とともに前から気になっていたイタリアンレストランにお出かけです。
 ラーメン屋は最近流行のこってり豚骨系でした。弟が「背油を食いたいんじゃ!」ということでお付き合いでこってりにしたらかなりパンチの効いた味で辛かったです。普通にすればよかった……
 そして夜はイタリアンレストランに。外食チェーンが新たに出した店ということでラフな恰好で行ったら予約を聞かれたりコースメニューが基本だったりテーブルには蝋燭があったり……しまった、事前に調べておくべきだったと後悔しました。
 ですが、まあ他の人も半分ぐらいは似たような恰好でしたし、味は文句なしに美味しかったのでかなりよかったと思います。まあ、お値段もそれ相応でしたが。

 と、今日は色々出かけましたが、実のところ色々時間がないことに対する逃避も兼ねていたりします。『最近のヒロシ。』という漫画にあった言葉ですが、明らかに時間が足りない状況だと極端に作業効率が落ちます。
 ですがまあ、そこそこに頑張ります。とりあえずいくつかどうしてもこなさなければならない事をこなし、今週中に蟲師のSSを終わらせ、五月中には新作を出したいな、と考えています。
 まあ、新作といってもアイマス大戦の続きになるか、何話か続きそうな感じの作品の一話目になると思いますが。ううん、むしろスランプもどきの解消のため一発オリジナル短編にしたほうがいいのかもしれませんが。


4月28日

 今日弟がネズミ王国こと夢の国(ディズニーランド)へと旅立ってきました。私はもう五年以上行っていませんが、基本的な設備はあまり変わっていないようです。
 個人的にお気に入りなのはスターツアーズです。私がスターウォーズ好きなのもありますが、あのSFな世界に迷い込んだ感覚になるという経験は、まだ小学生だった私にとんでもない衝撃を与えてくれました。今思えば、私のSF好きの原点はこれにあるのかもしれません。


4月27日

 豚インフルエンザが世界各地で感染拡大しているようです。
 不謹慎な話ではありますが、こう世界規模で人類ヤバイな状況を見ると、少しだけワクワクします。物書きもどきとしてはいろんな物語を想起してしまうのです。
 一番酷いものでは「実はこれはウィルス攻撃であり、適性がある人間だけウィルスに適合した超人として甦る」など、アイアムレジェンドとバイオハザードが混ざったような物語を考えてしまいました。実にありがちでB級臭いところが肝です。
 ですが、実際の話かなり危険な代物ですので、うがい手洗いは徹底するようにしましょう。また、71度以上で熱すればウィルスは死ぬそうです。まあ、食物からの感染は可能性が低そうですので、うがい手洗いのほうが有効そうですが。

 蟲師SSは今日はお休みで。週初めは眠たくて眠たくて……


4月26日

 今日は久方ぶりに友人と桃鉄で遊びました。
 一回で終われるように時間は8年と短いですが、三年ぐらいでキングボンビーになり、何ヶ月もしないうちにボンビラス星へと飛ばされたりと、波乱万丈な展開となり楽しかったです。
 しかし、今回は桃鉄15をプレイしたのですが、最後にプレイしたハッピーよりもイベントやボンビーが大増殖していたのに驚きました。駅も若干増えてますし、一駅に物件が八個制限でなくなったのもびっくりです。

 蟲師SS 「蟲食い 弐」


 だが、いつまでも呆然としているわけにもいかない。好奇心と若干の恐怖に背筋を薄ら寒く刺激されながら、ギンコは町を眺めた。
 すると、実に奇妙なことに気が付く。場所もそうなのだが、建物が見たこともない形をしているのだ。
 家というのは木で骨組みを作り、屋根には瓦か藁を使うのが常だ。しかし、この町の家々は何か長方形の石を高く積み上げたような、信じられないほど大きな四角形をしていた。
 さらに、道は固く舗装され、道の端々には何か高い棒のような物が突き立てられ、その先にはガラス細工と思わしきものが乗せられているのだ。なんに使うものなのか、皆目見当が付かない。
「あんた、町の外から来たのか」
 ふと、食い入るように町を眺めていたギンコの足元から声が聞こえた。視線を落とせば、そこにはギンコの胸の辺りまでしか背丈のない、まだ元服も迎えていないような少年がギンコの顔を見上げているのが見えた。
 あまり整えられていない髪に、まだ筋肉がつききっていない体躯、服装も変わったものではない。ありていに言って、ただ一点を除いてはどこにでもいそうな少年のように見えた。
「ああ。手紙で呼ばれてな、道のない森をここまではるばるやってきたんだが……」
「その手紙の差出人はおれだ」  少年が、ギンコの言葉をさえぎるように口を開く。
「おれが、蟲師を呼んだんだ」  どこにでもいそうな少年には決してありえない半透明な顔で、少年はにっと口角を吊り上げた。


 ちなみに、森と町を簡単に表示するなら『◎』←こんな感じで、森をくりぬいた平原があり、その中に密集した集落がある、という感じを想定しています。


4月25日

 今日古本屋を巡ると偶然以前から気になっていた『砲神エグザクソン』という漫画があるのを見つけ、ついつい全巻購入してしまいました。
 感想は……非常に、とても、かなり、面白かったです。地球の独立自治を守るため、人知を超えた巨砲の発射による衝撃波で何千人死のうが些事とし、その帳尻合わせとして情報戦(欺瞞情報の応酬)で敵の仕業にしたり相手の悪逆非道さで帳消しにしたり……たまりません。個人的なヒーローや正義の姿とかなり合致します。
 また、何よりかっこいいのがジジイ(正確には父ですが)の唯我独尊っぷりです。とにかくかっこいいので、何処かで見かけたらみてみてください。
 ただ、ロボデザインは個人的には結構カッコイイと思うのですが、好みが分かれる感じがします。あののっぺり具合がカッコイイと思うのですが……

 と、漫画をいっき読みしたり熱く語ったりしておいてあれですが、それに力を使い果たしてしまいました。正直かなり眠いので、蟲師SSの続きは明日書きます。ううむ、意志が弱いうえに情けない……


4月24日

 私はなるべく自宅周辺の本屋で本を購入するようにしているのですが、やはり利便性や品揃えの面からアマゾンなどの通販サイトを使ってしまいます。
 すでに販売されている作品で販売数が少ない本などは、本屋で取り寄せるより通販サイトで買ったほうが早く手に入るので……反省です。

 さて、昨日予告した蟲師のSSです。ある程度原作を知っているのを前提としているため、知らない人が読むと「?」な状態になってしまうと思われます。

 蟲師SS 「蟲食い 壱」


 日の光も当たらぬような密度の木々の中、生い茂る蔦を切り苔むした岩を踏み越え、獣道とさえ呼べない道をギンコは進む。
 本来ならこのような場所を通る事はないのだが、文での依頼があったためこうして歩くのにもひと苦労な森を進まざるを得なかったのだ。
 だが、どうにも奇妙だった。依頼というからには最低でも人が住んでいる場所へと向かうはずだ。ならば人が進むべき道があるはずなのだが、それがどうにも見つからないのだ。
 旅慣れているギンコが道を見落とすとは考えづらく、またギンコも注意深く道を探しながら進んでいるのだが、道どころかそもそも人が周囲に住んでいる“痕跡”でさえも一切見つけることが出来なかった。
 これはもしや騙されたか、あるいは文に書かれた場所が間違っているのか。そう勘繰り始めた頃、ギンコは突如として森を抜けた。
 木々が霧散した、と言い換えても問題がないほどそれは唐突だった。密度の濃い森があまりに綺麗になくなっていたため、近づくまでそこで森が切れているとは気がつけなかったのだろうか。
 頭を捻りつつ、その奇妙な場所へと足を踏み入れる。
 そこには村が……いや、少なくとも町と呼べる規模の集落が存在していた。
 先ほどまで一切人の気配が感じられなかった森が、一歩踏み出しただけでそれなりに大きな集落へと変貌したのだ。これにはさすがに、普段からあまり一般的ではない体験をしているギンコも唖然となった。



4月23日

 帰りに本屋に寄ったら蟲師の最終巻が出ていることに気が付き、即購入しました。
 蟲師の魅力について、私の貧弱な脳みそでは非常に語りにくいのですが、あの独特な世界観や蟲たちの設定が個人的に非常にツボでした。ああいう一から十まで解説せずになんとなくその世界を感じさせる、という手法(?)は、漫画と小説の違いはあれどぜひ挑戦してみたいものの一つです。

 と、書いていたら少しSSのネタが思い浮かんできました。ですが、今日はもう遅くなってしまったので明日あたりに書いてみようと思います。


4月22日

 やっと一つやることが終わった! と思ったらやることが終わったおかげで見えてきた新たなやることにアップアップさせられています。
 計画的に進めてれば最初から「これが終わったらあれをやらなくちゃな」と思えていたのに……自分の計画性のなさが恨めしいです。


4月21日

 弟が賭博覇王伝零をあつめているのですが、これが結構面白いです。
 主人公の零はなんというか、綺麗で仲間思いなアカギといった感じで、ひらめきや実力は天下一品ながら友人を助けるために自身の事を危険にさらすのを厭わない、そんなキャラクターです。
 本来、そういう偽善キャラは嫌いなのですが、なぜか零はそこまで嫌いではない、むしろ好きな感じです。これは一体どうしたことでしょう。
 思うに、他の似たようなキャラは自分のこと以上に他人のことを大事にして自分自身をおろそかにする傾向があるから好きになれず、逆に零は他人を気にかけた上でなお自身の圧倒的な能力から自分をおろそかにしない余裕があるように見えるからだと思います。
 うーん、でも私は初期から天才キャラよりも努力と根性でのし上がるほうが好きなはずなのですが……自分の趣向が良くわかりません。


4月20日

 歌はリリンの生み出した文化の極みです。音楽に詩を乗せて声を一つの楽器として使うなど、今でこそ当然のように存在する行為ではありますが、もし開発されなかったらと思うとぞっとします。
 まあ、音は物質の振動により発生しますので、聴力がないか真空状態の空間で生まれたのでもない限り、知的生命体であるならどんな生物であれほぼ確実に同じような文化を生み出すとは思いますが。


4月19日

 今日はリアル絢爛舞踏ことエーリヒ・ハルトマンがこの世に爆誕した日です。
 ハルトマンはググれば一発で詳細を知ることができるほどの超有名な第二次世界大戦中のエースパイロットです。ある程度戦闘機や戦争に興味がある人なら、まず名前を聞いたことがあると思います
 戦闘機が複雑化、高額化し、大規模な空中戦が行われる可能性が極端に減少した昨今、彼の打ち立てた生涯撃墜数352という数字は、おそらく今後の人類史上で破られることはまずないと言えるでしょう。

 ちなみに、彼ともう一人第二次世界大戦中のエースパイロットであるルーデルの二人は、戦績を読むと「どこのチートキャラだ」といいたくなるような戦いをしています。まさに、事実は小説よりも奇なりといったところでしょうか。


4月18日

 ビデオレンタルが半額だったため、ついついダークナイトを借りて見てしまいました。
 家で見ると映画館と比べて迫力は低下しますが、落ち着いて見れるのでそう劣ったものじゃありません。まあ、もし映画館が常に500〜1000円くらいで見れるならこの判定は覆りますが。

 やはり、あのジョーカーは素敵です。個人的に頭のおかしな、というと語弊があるかもしれませんが、とにかく圧倒的、絶対的、確信的な悪は大好きなのです。まともな頭の人間にこの状態は難しいでしょう。
 最近の風潮である「悪にも理由がある」「悪など存在しない。あるのは価値観の違う正義だ」というのも、戦争物などではいいのですが、やはりヒーローものであるなら敵は悪であってほしいです。理由があって悪になったよー、ボクは被害者だよー、などと同情を誘う逃げ道など、かっこ悪くて目も当てられません。悪は、悪なのです。

 ちなみに、映画館で見たときは英語に日本語字幕で見たので、今回は日本語に字幕無しで見ました。……正直、少し微妙な気がします。
 なにが微妙かというと、ジョーカーの声です。吹き替えは藤原啓治さん(野原ひろしの声の人)で演技力も申し分ないとは思うのですが、やはりヒース・レジャーの演技にはヒース・レジャーの声が一番だと感じました。


4月17日

 軽いスランプに陥ってます。上手く文章が出てきません。
 まあ、文字書きにしろ絵描きにしろ誰しも経験することだと思いますし、実際に私自身も何度か経験しているのでそう深刻になることでもないのですが。
 ちなみに、そういう時どうすれば早くスランプを脱出できるのでしょうか。私は今まで書いた文章を読み返しつつ、書けないなりにチマチマ書いては消し書いては消しを繰り返してスランプ期を過ごします。その際、お気に入りの曲を聴いたりしてテンションを上げるのも忘れません。
 今日は石川智晶のアルバム「僕はまだ何も知らない。」を聞いています。この人の声は綺麗で好きですし、なによりも歌うのが上手くて聞いていて飽きません。


4月16日

 掃除をしていたら本棚の隙間からDSが出てきました。
 せっかくなので、ちょうど挿さったままだったクイズマジックアカデミーDSを久しぶりにプレイしました。
 結果、惨敗。いくらフェニックス組みとはいえ、一回戦敗退は悲しかったです。

 ちなみに、正答率は雑学が一番高く、次いで学問、アニメ・ゲームと続きます。そして、スポーツと芸能はこれら三つと比べ段違いに正答率が低いです。
 まさに自分の興味のある順番ですね。好きなものの知識は意識せずとも自然と身についてしまうようです。


4月15日

 春眠暁を覚えず、といいますが、私はもとより寝るのが大好きな性分なので、この時期は必死に睡魔と戦う破目になります。勝率は三割ぐらいです。
 と、「そういえばなんとなく眠い、って意味で春眠〜を使ってるけど、ホントのところはどうなんだろう」と少しばかり気になって意味を調べたところ、

《孟浩然「春暁」から》春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう。 (大辞泉より)

 というわけで、基本的に朝眠いという意味の言葉で、昼間もぽかぽかしてて眠たい、という意味の言葉ではありませんでした。
 ううむ、今までずっと春は一日中眠い、という意味だと思っていたので、軽くショックです。


4月14日

 今日の雨は難物でした。突然大量に降ったかと思えばすぐに止んで、またしばらく経つと同じように降り出す、というのの繰り返しでしたから。
 雨の匂いや雨音は好きなほうなのですが、こういう降り方は楽しむよりも実害のほうが大きくて嫌になります。
 まあ、これから六月ぐらいまで、じめじめじとじと、いやな季節になってしまうのですが。

 と、今日はこの辺りで。恵みの雨も、ネタ不足の解消にはあまり役立ちませんでした。


4月13日

 くどい文章を直すのに時間がかかってます。
 理由は色々あるのですが、一番問題なのは書き終えた後に添削するのではなく、書いては直し書いては直しを繰り返していることにあると思います。
 わかっているなら書き終えてから添削するようにすればいいじゃん、と思われるでしょうが、なかなかどうしてこのくせが抜けず、一回書いた文章を翌日見て直す、というのをやめられそうにありません。
 少しずつ直せればと思いますが、難しそうです。


4月12日

 日に日に、というか急勾配の坂を駆け上るように暖かくなってきました。個人的には暖かいよりも涼しいほうが好きなので、今日よりも少し涼しいくらいの日が一年中続いてくれると嬉しいです。
 それで思い出したのですが、よく夏場には自分に超能力がある妄想をします。具体的に言うなら自分から1メートルくらいの空間だけ涼しい状態を維持できる能力です。
 常にエアコン状態というか、洞窟状態というか、とにかく快適に過ごすことだけを暑い空間にいる間中夢想しています。基本的に熱いより寒いほうがすきなんです。
 ああ、またあの暑い季節が来るのかと思うと気が滅入りますが、四季がある日本が大好きなので耐えなければなりません。


4月11日

 今日は暖かかった事もあり、花見をしようと近くのコンビニで飯を買い込み、勇んで近くの桜がたくさん植えられているスポーツセンターに出かけました。
 んが、時すでに遅し。桜は月曜日の見ごろを境に急速に散ってしまい、現在では二分から三分程度花が残った葉桜状態でした。
 まあ、それでも春の陽気に新緑の緑、残った僅かな桜がハラハラ散る様子は美しく、花見だか葉っぱ見だかわからない状態でしたが十分楽しむことが出来ました。
 ただ、来年こそは花見をしたいと思います。


4月10日

 金曜ロードショーで宇宙戦争を見ました。
 オチは知っていたのでどんな具合に宇宙人が細菌にやられるのか楽しみにしながら見ていました。
 しかし、なぜ宇宙人は細菌に気を配らなかったのでしょうか。まず地球人なら、大気の組成が人体に適合するものであっても、危険な病原菌があるかどうか調べるはずです。
 思うに、この宇宙人の母星にはそういう病原菌が存在していなかったのではないでしょうか。最後のシーンでトライポットから多量の液体が出てきたところを見ると、この宇宙人の基本的な棲家は水中で、短時間なら陸上でも行動できる系統の生物なのではないかと考えられます。
 そのため、陸上の微生物などに無頓着な文明が築かれ、水中の病原菌などを調べても陸上ではそういう事をしない、というかそもそもそういう事を思いつきもしなかったのでしょう。

 あと、日本では宇宙人を撃退していたそうですが、さすがとしかいいようがありません。
 フィクションの世界なので様々なヒーローが影で戦っていたと思いますが、アメリカのヒーローはなんと言うか人間の枠を超えていない感じの人が多いイメージがあります。スーパーマンのように宇宙なら光速以上で飛べるようなバケモノもいますが、大体はバットマンやスパイダーマンのような一芸に秀でる常人なので苦戦するのでしょう。
 しかし、日本は違います。等身大ヒーローの仮面ライダー辺りは微妙だとしても、ウルトラマンや戦隊ヒーローのロボ、さらにはゴジラやガメラなどの怪獣と戦ってきたメーサー殺獣光線車などの兵器があります。これらが手を組めば宇宙人の兵器など物の数ではありません。
 ちなみに、トライポットのデザインを見ていると、なんとなくアサルトライフルで下から撃ってカコカコ言わせたくなります。E・D・F! E・D・F!


4月9日

 宇宙に行きたいです。もっと事細かに言うなら、何百年後かに時間旅行してそこで実用化されているであろう惑星間を移動する宇宙船に乗ってみたいです。
 何を突然、と思われた人、あなたは正常です。同意してくれた人、宇宙はロマンですよね。次回作のネタか、と思った人、いつも来てくださってありがとうございます。
 想像で書くぶんには問題ないですし、そこまで緻密な宇宙描写をしようとしているわけではないので別に取材に行かなくても、とは思いますが、やはり出来ることなら一度でいいので現在SFと言われている事を体験してみたい、とも思います。一度体験したほうが、文章にも説得力が出てきますし。
 ああ、あと何百年か後に生まれていれば……と、言ってもどうしようもないことです。今生には素晴らしい本が溢れていますし、発達期の世界というのも素敵です。まあ、楽しんだ者勝ちですね。


4月8日

 なにやらハリウッドで日本の版権作品の映画化が流行っているようです。
 今回は「フルメタル・パニック」と「ワンダと巨像」の映像化の権利が売られたようですが、一体どうするつもりでしょうか。どちらも好きな作品なのでできるなら勘弁してくれといいたいのですが……
 フルメタル・パニックは主人公に難がありそうです。敬虔ではないですがイスラム教徒ですし、ハリウッドでその手の主人公はまず無理でしょう。
 まあ、宗教色は皆無にできるとして、舞台はアメリカの学校に、主人公とヒロインは白人にして、マオはアメリカ系中国人なので余裕。クルツも白人の美形を用意して余裕。シナリオ的には修学旅行は無理そうなので普通にさらわれたヒロインを救うため合衆国特殊部隊ミスリルのASがニューヨーク市外ドンパチを繰り広げ、敵対組織を壊滅しハッピーエンド……あれ、案外いけそうな気が。黒人枠もクルーゾーを持ってくれば余裕ですし。……無理に面白黒人クルツになったら泣きます。
 まあ、一番の問題はテッサなのですが。しかし、美少女艦長ってのは一般受けしなさそうではあるのですが、できるなら本物の外国人美少女を起用してほしいところです。エボリューション化してもテッサがテッサでいてくれるなら、映画館まで足を運びます。
 そして、ワンダと巨像……どうすればいいのか想像もつきません。ファンタジーな世界観をそのままに、死んでしまった彼女を救うためには巨像を倒す必要があり、そのために各地を転々とする……うーん、物語はどうとでもなりそうですが、原作を大事にするならやはり映画化はよしたほうが……

 ちなみに、個人的に面白かった原作がゲームの映画は、サイレントヒルでした。あれはかなり原作の雰囲気も大事にされていますし、レンタルして見る価値があると思います。
 まあ、原作の雰囲気が大事に、ということで結構怖いので、そういうのがダメな人は見ないほうがいいと思いますが。


4月7日

 わーお、昨日の雑記はいつも以上に文章が乱れてます。正直、かなりやばいレベルといわざるを得ません。
 眠いときは文章を考える力も推敲する力も極減してしまいます。夜のほうが筆が進むとはいえ、行き過ぎはこのような悲劇を招く事を、肝に銘じておきます。

 少しずつ次回作を書き進めています。内容は前にも書いた「宇宙遭難もの」です。
 ですが、書いたものを見直すと……くどいです。自分らしいとは思うのですが、周辺の状況説明や主人公の行動で意思を表そうとするため、会話が少なく説明っぽい箇所が多くなってしまっています。
 まあ、とにかく今は書いて書いて書き進めて、修正は後で行おうと思います。


4月6日

 今日は時間を作って再び歯の治療に出かけました。
 受け持ってくれた先生はかなりのイケメンでした。いや、マスクで顔半分を覆っているため確実かどうかはわからないのですが、顔の上半分や髪型は間違いなくイケメンのものだったと思います。
(歯)医者でイケメンとか、どっちか譲ってくれと。神様は不公平です。まあ、譲ってもらったとしても医者には絶対になれそうにありませんが。アレだけ細かい作業を生き物相手にずっと集中してやるなど、無理の無理無理です。私にはせいぜいガンプラが関の山です。
 そして、治療するときに麻酔を使ったのですが、私はどうも効きが悪いらしく、肝心なところでかなりの痛みに襲われました。耐えるために汗をびっしょりかきました。
 おかげで二度麻酔を打ち、数時間ひたすら感覚のない状態でいなければならなかったのも辛いです。痛みも無感覚状態も、思い出すだけで嫌な気分です。

 皆さんも、歯は労わりましょう。


4月5日

 今日は呆けっとすごしていました。
 たまにはこういう日もいいよね! と思いますが、逆に何もしていないと不安が襲ってきてジタジタしたくなります。この辺りが難しいところですね。
 そして、ふと思い出して新装版の鋼の錬金術師を見ました。大体声は一緒でしたが、マスタングの声が変わっていて少しばかり戸惑いました。
 まあ、こういう違いはわりとすぐに慣れるので、あまりに似合っていないのでなければ問題ないと思います。


4月4日

 都合があわず半年ごとの定期健診が伸びに伸びて、いまごろ歯医者に行ってきました。
 すると、まだ小さいですが虫歯があったようで、その治療をしなければならなくなってしまいました。トホホです。無理矢理にでも都合をつけてもっと早くうけていれば、こんなことにはならなかったでしょう。
 しかし、小さいながらも歯と歯の間に虫歯があるようで、確実に削らねばならないため情けない話ですが今から少々ビビっています。
 もっと歯はいたわらねばなりません。


4月3日

 今日も特に変わったこともなく、平穏無事でした。
 しかし、要するにそれは書くことがないということで、少しばかり厄介でもあります。
 毎日雑記は書き続けるのが己に課した目標の一つですが、ただ無体にだらだら書くというのも考え物です。まあ、だからといって理由をつけて休むと、だらだらそれが続きそうなので層はしたくないのですが。
 しかし、毎日更新で面白い内容を書き続けている人は単純に凄いと思います。自分ももっといろいろなことに目を向けてそうなれればいいのですが。


4月2日

 そういえば昨日、嘘を一つもついていないのを思い出しました。
 まあ、嘘をつかない人生というのは素晴らしいものですが、そういうお祭りごとにぐらい顔を出しておくほうが、人生楽しそうです。


4月1日

 とうとう四月になりました。早いもので、今年ももう1/4が終わったことになります。
 それと同時に、昨年の7月10日に開いたこのホームページ『モジノカケラ』、とうとうカウンターが四桁、つまり1000にまで到達しました。
 更新が滞るどころか開設してから新しい小説が一つもアップされないというダメダメなサイトではありますが、新年度、そして1000人の皆様に来ていただいたということで、心機一転で頑張りたいと思います。

 今日は短かったのでフリーランチの時代を読み終わりました。正確に言うなら『フリーランチの時代』という短編を集めた文庫のうちの『フリーランチの時代』という作品を読み終わった、ということになります。
 とても面白く興味深かったのですが、一つ疑問がありました。なぜミナは人類を全て平らげたのでしょうか。
 宇宙で普遍的な物質現象など価値はない。真に価値があるのはそれらの環境で生まれた局地性である、というのは理解できます。ですが、それを食べて(知識として)ナノマシンに置き換え不老不死にするというのは、少々解せません。
 この不老不死、火星でも宇宙服を着けずに活動可能になるほど万能なものですが、人類の局地性というのは地球環境に合わせた進化によって得られたものです。それがどんな環境にも対応できて子孫を残す必要もない不老不死になってしまうと、これから先、新たな局地性は永遠に生まれなくなります。
 それは果たして意味があるのかどうか……まあ、宇宙人の考えることなので、ひょっとしたら将来得られるかもしれない局地性より、現状の尊い局地性を保存することに重きを置いた、ということかもしれません。


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